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100年以上の時を越えて

使わない古い箏があるんだけど

と、お声かけをいただき、その箏に出会った。

長さも幅も琴柱も小振りで、

いたるところに螺鈿が施され煌びやか。

お話をきいて数えてみたら110年~120年くらい前の箏だとわかった。

博物館にでも持って行ったらどうかと思ったが、

楽器屋さんや、箏の世界の先輩方に聞いてみたけど、

行き場所は見つからず、

楽器屋さんの「演奏することが一番じゃない?」との一言に促され

弾いてみることにした。

 

古い絹糸がかけてあったが、演奏するなら絃を張り替えるつもりでいた。

ところが、試しにそのまま爪弾いてみたら、なんて素敵な響き。

テトロン絃よりも楽に、何とも言えない揺らぎを出すことができるではないか。

これは勿体ない!!

この絹糸のまま、この揺らぎを使えないか。

と思っていたところに、12/13は影絵とのコラボ公演。

ここで使ってみよう!と。

 

 Photo_20201220012901

この日は奥から

20絃、13絃、スペシャル13絃 と並びました。

スペシャル13絃、ちょっと小振りなのが分かりますか?

Photo_20201220013301

 

100年以上の時を越えた音…

この絹糸が何年経っているのかは不明ですが、

楽器自体は明らかに100年を越えて存在して音を出していて、

この楽器にしてみたら、

まさか100年後にこんなところでっっ、かもしれないけど、

でも、なんだか、とにかく、

ありがとう!!

とっても素敵な音でした!!

 

 

稲葉美和WebSiteへ ↓

https://inaba.kmlw.net/

 

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